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初代Masteries

きっとモヒカンにもなれないお前たちに告げる!!!

perldoc.jpにほんのちょこっとだけ貢献(?)してみた.

perl

※@さんのtwitter IDをtypoしていたので修正しました. 大変申し訳ございません.

英語で書かれたPerlの公式ドキュメント, perldocの日本語訳としてperldoc.jpがあります.

@さんや@さん達が積極的・精力的にドキュメントの翻訳をして下さっているので, 私達はPerlのドキュメントを日本語で参照することができます.

もちろん, 最終的には「英語で読め!」という所に行き着くのでしょうが, 例えばPerl入学式やPerl Beginnersに参加するようなビギナーな方々に, いきなり「ん, これがわからない? じゃあperldoc読んで. 英語の記事しかないけど!」とか言ってしまうと, それだけで心が折れかねないと思うので, そういう意味でもperldoc.jpの存在はとても心強いです.

そんなperldoc.jpに貢献する方法の1つは, もちろん記事の翻訳です(翻訳の作法というページを見れば, どのように翻訳を進めればいいかがわかります).
ただ, 自分のような横文字アレルギーな人だと, 「翻訳できる気しねぇわ...」となりますよね.

そういう方でも自信を持って貢献できる方法, それが「査読」です.
実際に, perldoc.jpの「このページについて」にも,

なお、翻訳プロジェクトにおいては、査読も重要な役割になりますので、翻訳に自信がない方でも十分に協力できます。

と, 書かれています.

英語の文章と日本語の文章を読み比べて, 意味が異なる部分を見つけ出すというのはもちろん, ドキュメント中に現れるコードの意味と日本語の説明が異なっている部分を見つけたりだとか, あるいは誤字脱字, もっといい表現になる文章の指摘とかも, 十分査読と言っていいと思います. ...いいですよね? いいのかな...?

という訳で, 今日はperldoc.jpを査読(?)して, 翻訳スタッフの皆さんに「こういう感じで修正するのはどうでしょう?」という提案を投げるまでの流れを紹介したいと思います.

読む

まずはperldoc.jpを読みます.
その中で, 「...ん? これは誤字では?」という部分や, 「これは, こういう風に書きなおした方が伝わりやすいんじゃないかなあ?」と思った点があれば, メモしておきます.

報告

直接翻訳した方に連絡するのもいいですが, 万が一翻訳者の方が見逃してしまうと大変なので, Japanized Perl Resources Projectのプロジェクトページに報告しておきましょう.

こちらのページでチケットを作成することができます.

f:id:papix:20130524115203p:plain

まず, ページ右側の「新規チケット登録」をクリックします.

f:id:papix:20130524115336p:plain

あとは, 「チケットの概要」に報告内容の概要を(例えば, 'hogehogeモジュールの誤字報告'とか), チケットの詳細に, 報告内容について詳しく書けばOKです.
チケットの種類, 優先度, 担当者などは初期状態のままでも問題なさそうです.

先日自分が報告したのは, Perl 5.18.0の変更点を記したperl5180deltaの誤字なので, こんな感じで報告しました.



チケットの概要: perl5180delta.podの誤字

チケットの詳細:
http://perldoc.jp/docs/perl/5.18.0/perl5180delta.pod
上記ページに誤記? を発見したので, 報告させて頂きます.

●PERL_HASH_SEED 環境変数は 16 進数値を取るようになりました
上記項目の,

  これは整数を超えるかも知れないイン井の長さのハッシュの種に対応する基盤を 作るためです。

における "イン井" は, "任意"のtypoではないでしょうか.

● PerlIO 以前の IO 実装
上記項目の,

  PerlIO なしのビルドおそらく次のバージョンの perl で削除されます。

は,

  PerlIO なしのビルドはおそらく次のバージョンの perl で削除されます。

のように, 「ビルド」と「おそらく」の間に「は」を挿入するべきではないでしょうか.

以上2点, ご確認頂きたく思います.


特に決まったテンプレートはないようなので, 自分なりに解りやすく書けば良いと思います.

待つ

修正を待ちましょう.
念の為, 翻訳を担当された方に「こういうチケットを用意しましたよ」とtwitterなどで報告しておくと, なお良いと思います.

言うまでもない話ですが, 翻訳者の方々は本業の傍ら翻訳作業を進めていますので, 早く修正するように催促するなんてのはマナー違反というか, 一般常識的にアウトです.

まとめ

これが, perldoc.jpを査読(?)して, 報告するまでの流れの一例です.
英語が読めないと出来ない, 原文との内容をチェックするタイプの査読もありますが, 誤字脱字や文章表現を指摘する, 日本語が読めればできる査読もありますので, perldoc.jpを読む時は「査読する」という気持ちを持って読んでみるのもなかなか良いのでは? と思います.